治療の選択肢を広げる先進医療。
でも、技術料は高額なものがあり、全額自己負担です。
先進医療にかかる技術料の自己負担額例
技術名 | 病名 | 費用1件あたりの平均額 |
重粒子線治療 | 悪性腫瘍 | 約309万円 |
NKT細胞を用いた免疫療法 | 肺がん | 約98万円 |
高周波切除器を用いた子宮腺筋症核出術 | 子宮線筋症 | 約30万円 |
出典:厚生労働省「平成26年6月30日時点で実施された先進医療の実績報告について」
※上記先進医療にかかる技術料は、医療機関によって金額が異なります。また、具体的な先進医療技術やその適応症については、変更されることがあります。厚生労働省ホームページにて最新の一覧をご確認いただけます。
- 先進医療とは
- 健康保険法等の規定に基づく評価療養のうち厚生労働大臣が定める施設基準に適合する病院・診療所において行われる高度な医療技術を用いた療養をいいます。すべての最先端医療をいうものではありません。
先進医療の種類、取扱の病院・診療所および要件は、厚生労働省ホームページをご確認ください。
- 粒子線治療とは
- 粒子線を用いた放射線治療のことで、粒子線が、がん細胞に対して集中的に致死的エネルギーを与えることにより、根本的ながん治療を行なうものです。「切らずに治すがん治療」として利用されている粒子線は重粒子線(炭素線)と陽子線の2つがあります。